知る・楽しむ

石けんの上手な使い方

洗濯編

汚れの種類

水溶性の汚れ

水に溶ける汚れ。ジュース、ワイン、コーヒー、ソース、醤油、汗、尿など。

油溶性の汚れ

水に溶けない汚れ。食べこぼし、ドレッシング、皮脂、化粧品など。

不溶性の汚れ

水にも油にも溶けず、洗濯機や手洗いなどで力を加えて生地からはがす必要のある汚れ。ホコリ、泥、土など。

注意すべき汚れ

たんぱく質は熱によって凝固する性質があるので、熱いお湯でお洗濯すると汚れが落ちにくくなってしまいます。たんぱく質が多く含まれる汚れとして、血液や卵白がありますが、この場合はぬるま湯か水で洗いましょう。

お洗濯のポイント

予洗い

汚れの半分以上は水だけで落ちます。

長時間放置しない

汚れを放置すると黄ばみの原因になります。

ゴシゴシ洗わない

手洗いや部分洗いをする場合、ゴシゴシ洗いをすると衣類の繊維を傷つけてしまいます。

洗濯ネットを使う

デリケートな素材のものや型崩れしやすいものなどは洗濯ネットに入れましょう。

洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯物の量は、洗濯槽の80%を目安にしましょう。詰め込みすぎると、汚れ落ちが悪くなるだけでなく、色移り、絡まりによる衣類へのダメージ、再汚染(汚れが衣類に再び付着すること)の原因となります。

水温は高めにする

水温が低いと汚れ落ちが悪くなり、石けんの溶け残りの原因になります。お風呂の残り湯を使用すると、節水になるだけでなく石けん洗濯に適した温度でお洗濯できます。

基本的な洗濯方法

1.予洗いをする

汚れがひどい場合は、予洗いをおすすめします。
ガンコな汚れは、予め固形石けん(スノール純石けんなど)でこすり洗いをしておくと効果的です。
また、汚れのひどい部分に液体石けんを直接塗布しておくのも効果的です。

2.洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯物の量は、メーカー表示の80%が適量。
酸素系漂白剤との併用で、さらに洗浄力がアップします!

3.石けんを適量入れる

石けんの量が多すぎると、溶け残りやすすぎ残しのため黄ばみの原因になります。
逆に、石けんの量が少なすぎると洗浄力が低下します。
使用量は、製品に記載された表示で計量し、液面が少し泡立つくらいが目安です。
粉石けんは、ぬるま湯で溶かしてからご使用いただくか、粉石けんネットをご利用ください。(ドラム式の場合、使用量は少なめでOKです)

4.しっかりすすいで、すぐに干す

洗濯物に石けんが残らないよう、たっぷりの水ですすいでください。
☆最後のすすぎをする時に、シャボン玉パウダーリンスを小さじ約1杯か、食酢を大さじ約1杯半入れると、石けんカス防止になり、ふんわり洗い上がります。
(ドラム式の場合、水に溶かしたシャボン玉パウダーリンスor食酢を柔軟剤投入口に入れてください)

※注意

特にドラム式洗濯機をご使用の際には、取扱説明書をよくお読みください。
メーカーによって指示が異なる場合がございます。
全自動洗濯機洗剤投入口に石けんを入れると、故障の原因となります。洗濯槽の中へ直接石けんを入れてください。

ウールや絹の洗濯方法(粉石けん使用)

セーターの洗い方
  1. ほこりをはたき、ゴミや毛玉を取っておきます。
  2. 水温は25度~30度で、始めから最後のすすぎまで同じ温度がのぞましいです。
  3. たたまないですむ大きな容器に、たっぷり水を入れて洗濯物を浸し、つかみ洗い、押し洗いをします。(予洗い)容器が小さいときは、洗濯物をたたんで入れ、水の中で開きます。
  4. 軽くつかみしぼりをした洗濯物をかごに入れて、水気を切ります。
  5. 粉石けんを入れて、たっぷり泡立たせてから洗濯物を入れ、予洗いと同じように洗います。
  6. 軽くつかみしぼりをして、水気を切ります。
  7. にごりや泡がなくなるまで、2~3回水をかえてすすぎます。
    ☆最後のすすぎをする時に、シャボン玉パウダーリンスを小さじ約1杯か、食酢を大さじ約1杯半入れると、石けんカス防止になり、ふんわり洗い上がります。
    (ドラム式の場合、水に溶かしたシャボン玉パウダーリンスor食酢を柔軟剤投入口に入れてください)
  8. 洗濯機の脱水槽で脱水します。(約30秒)
  9. 脱水したセーターの脇の部分をもって、軽く風を通します。風合いを戻しておくのがコツ!
  10. 元の型に整えて、なるべく平らで風通しのよい日陰に干します。
    物干し竿に干すときは、型崩れしないように注意してください。
絹の洗い方

絹は摩擦に弱いので、振り洗い、振りすすぎをして、絞らずに形を整え、風通しのよい所にそのまま干す。

※注意点

スーツ・コートなど仕立ての複雑な衣類、布や皮革など素材の違う生地がパッチワークしてあるもの、またカシミヤなどの高価衣類や和服等は技術的に難しいので、専門家にお任せすることをお勧め致します。

手洗い方法

浸け置き洗い

洗面器などに水またはぬるま湯を入れて洗濯石けんを良く溶かし、30分~1時間ほど浸けこみます。
酸素系漂白剤を併用すると洗浄力がアップします。
※色・柄物は、色落ちの可能性がありますので、ご注意ください。
※ナイロン・ポリエステルなどの化学繊維や混紡は再汚染しますので、浸け置き洗いは避けてください。

もみ洗い

靴下などのガンコな汚れの部分洗いに適しています。
手で軽くもむようにしましょう。生地同士をこすり合わせると傷めてしまうのでご注意ください。
綿や麻など丈夫な素材の衣類の場合に限ります。

押し洗い

セーターやウール素材の衣類を洗うのに適しています。
浸け置き洗いと同様に、洗面器などに洗濯石けん液を作ります。
衣類の汚れた部分が外側になるようにたたみます。衣類が浸かった状態でやさしく押しましょう。

すすぎ

新しい水に取り替えて、手洗い方法と同じように2回繰り返します。
最後のすすぎの際に、パウダーリンス(クエン酸)かお酢を溶かした水を使うと、石けんカスや黄ばみを防ぎ、衣類はよりふんわり洗い上がります。

脱水

手洗い後にそのまま衣類を持ち上げてしまうと、衣類が含んでいる水の重みで型崩れがしやすくなってしまいます。
セーターなどは、手前から丸めて軽く押し絞った後、軽くたたいてシワを伸ばし、平干し台で陰干しします。
または、バスタオルの間に衣類を挟んで上から軽く押す方法もあります。

タオルドライの方法

粉石けんを使用する場合

粉石けんネットを使用すると、溶け残りや石けんカスが衣類に付着するのを防止します。

よりふんわり洗い上がるためには

最後のすすぎをする時に、パウダーリンスを小さじ約1杯か食酢を大さじ約1杯半入れると、石けんカス防止になり、ふんわり洗い上がります。
※ドラム式の場合、水に溶かしたパウダーリンスか食酢を柔軟剤投入口に入れてください。

漂白剤と蛍光増白剤の違い

一言で言えば、漂白剤の働きは汚れを分解すること、蛍光剤の働きは汚れの上を白く染めることです。

漂白剤は消しゴム、蛍光増白剤は修正液にたとえることができます。

一度蛍光剤で染められるとなかなか取れず、衣類に残った蛍光剤が他の衣類に付着することもあります。

蛍光増白剤は、通産省通達(昭和48年11月24日)により、家庭用品については蛍光増白加工を行う場合には必要最小限度の加工にとどめ、過剰加工とならないよう十分注意すること、乳幼児製品についてはできるだけ加工をさけること、とされています。

上手な洗濯の仕方

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