●ドイツ見本市へ出展
二月十三日から十七日までドイツ(フランクフルト)で開催された世界最大の消費財見本市「アンビエンテ」(来場者数約十七万人)に「世界中の方々に無添加石けんが評価していただけるのか」という調査もかねて初めて出展いたしました。
ブースを訪問して頂いた方々の話では「ヨーロッパにも無添加『additive-free』と謳って販売している商品はあるが、みな何かしらの添加物を配合している」という事でした。そこで私達は、シャボン玉の理念と製品の良さ、本物の無添加石けんである事をアピールしてきました。

アンビエンテ会場内の様子
商談の結果、ドイツとオーストリアの会社と輸出契約が結べそうです。シャボン玉の輪がヨーロッパにも広がるように頑張ってまいります。
●抗菌好きにもご用心?
さて、日本人が清潔好きで、抗菌が大好きであることは今や周知の事実ですが、この日本人の抗菌好きについて警笛を鳴らしている記事があるのでご紹介します。
『米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は「抗菌」を謳う石けんや洗浄剤などの商品に、普通の石けんを上回る感染症予防効果はないとする見解をまとめた。そして抗菌石けんを販売する企業に対し、普通の石けん以上の効き目があるとした根拠を示すよう求めた。委員会によると、細菌などが起こす感染症は、通常の石けんと水による手洗いでかなりの予防できるが、抗菌商品にそれを凌駕する特別な効果があるとは確認できなかったという。また、細菌の活動を抑える目的で抗菌商品に含まれている「トリクロサン」などの化学物質について、「耐性を持つ細菌を生み出す恐れがある」と警告し、安易な使用を戒めている。』
(2005年10月21日付の読売新聞より)
●慎重な商品選びを
また、最近の情報では2008年5月29日アメリカのカリフォルニア大学デービス校の研究者らのグループが研究を行った結果、(独立した3つの研究)化学物質のトリクロサンやトリクロカルバンが性ホルモンに影響し神経系を妨害する可能性があることが明らかになったと発表しました。同大のChang博士と研究に参加した研究者らは、「化学物質に重大な健康リスクがあるかどうかを調べるにはまだ時間がかかるが、それらの洗浄剤が普通の石けんと水より著しく効果があるわけではなく耐性菌の出現の一因となる可能性があることはすでに明らかになっている。それにもかかわらず、なぜリスクを冒すのか」と問いかけています。
この博士らの問いかけに対し、洗剤業界は「それらは科学者と政府関係機関によって何十年にもわたり審査、分析、研究されてきた。製品は安全である」と述べていますが今後の研究で真実が明らかになってくることでしょう。これからは「疑わしき物は使用せず」の立場で商品の選定をした方が良いかもしれません。
詳しい情報がお知りになりたい方は(医師に相談できるQ&Aサイト)アスクドクターズ内、
海外医療ニュース「抗菌性石鹸の安全性に関する議論」(掲載日2008年6月3日)をご覧ください。
http://www.askdoctors.jp/public/showTopPage.do
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専務取締役 高橋 道夫
―「友の会だより」No.119号より抜粋―