News & Topics

2025.07.22 【香害・化学物質過敏症に関する意識調査】
人工的な香料による不快・体調不良経験率は過去最高に
79%が香料入りの製品を日常的に使用。頻度が高いのは柔軟剤、シャンプー、スタイリング剤

無添加石けんのパイオニアであるシャボン玉石けん株式会社(福岡県北九州市/代表取締役社長: 森田 隼人)は、人工的な香料などによって体調不良を引き起こす「香害」の被害が増えやすい夏の6月・7月を「無香料・無添加石けん月間」と定めており、今年も20~60代の男女を対象に「香害・化学物質過敏症に関するアンケート調査」を実施いたしました。(WEB調査、調査対象:全国20~60代男女、調査期間:2025年6月18日~22日、サンプル数:383人)

調査によると、人工的な香料による不快感や体調不良を感じたことがある人は全体のそれぞれ77%、45%と過去6 年間の調査において最高にのぼりました。79%の人が何かしら香料入りの製品を日常的に使用しており、最も頻繁に使用するのが柔軟剤、次いでシャンプー・スタイリング剤でした。柔軟剤の香りについて聞いたところ、41%が「自分の柔軟剤の香りは好きだが、他人の柔軟剤の香りは苦手」と回答、「自分および他人の柔軟剤の香りが好き」と回答したのは59%でした。
柔軟剤や香水などに含まれる化学物質が原因となり、体調不良や不快感を引き起こす「香害」を含む「化学物質過敏症」の問題は、年々注目を集めています。自治体でも、公共の場での香料の使用に配慮をもとめるなど、「香害」「化学物質過敏症」への対策の動きが活性化しており、当社の調査でも「香害」の認知度は2020年の56%から今年は85%へと大きく上昇しています。2021年には、「香害」という言葉が初めて「三省堂国語辞典 第八版」に掲載され、社会全体で取り組むべき課題として認知が広まっていることがうかがえます。
なお、今年の「無香料・無添加石けん月間」においてシャボン玉石けんでは、新聞での意見広告を実施したほか、7月25日(金)~7月27日(日)にかけて北九州の老舗百貨店である小倉井筒屋の「いづつや饅頭」と、シャボン玉石けんのキャラクター「シャボンちゃん」とのコラボレーションを展開し、香害や化学物質過敏症について考えるきっかけづくりに取り組んでいます。また、今後はショートドラマの公開やインフルエンサーを起用したプロジェクトなどを通じて、主に若年層向けて無香料、無添加石けんを使った生活の心地よさを訴求していきます。
自分にとっては心地よい香り、または他人のことを想ってまとった香りでも、人工的な香料は他人にとっては不快感や健康被害を誘発することがあります。実際に今回の調査で、柔軟剤使用者のうち9割が柔軟剤を規定量通りまたは規定量より少なく使っていると回答しているものの、約半数が自分の香りは好きだが他人の香りは苦手だと回答しています。香害や香料に関する対策については、香料不使用の製品を活用するなど、社会的な理解と配慮がさらに必要です。

〈調査結果サマリー〉
① 人工的な香料によって、77%が不快に、45%が体調不良になった経験がある
② 不快に感じる場面は「電車・バスなど公共交通機関の利用時」「エレベーターの利用時」が最多で、不快に感じる香料は「香水」「化粧品」「柔軟剤」
③ 79%は何かしらの香料入り製品を1つ以上は使用
・香料を使用している製品で最も日常的に使うものは「柔軟剤」で、次いで「シャンプー・スタイリング剤」「洗濯洗剤」「芳香剤・消臭剤」
④ 柔軟剤使用者のうち9割が柔軟剤を規定量通り、または規定量より少なく使っていると回答しているものの、41%が自分の香りは好きだが他人の香りは苦手と回答
⑤ 「香害」の認知率は85%、「化学物質過敏症」の認知率は77%で過去6年間の調査で最高
・それぞれ認知の経緯は①メディア、②SNS、③知人・友人を通して

「いづつや饅頭×シャボンちゃん」コラボレーション 3日間限定発売!
・販売期間 : 2025年7月25日(金)~27日(日)の3日間
・販売場所 : 小倉井筒屋本館地下1階
・価 格 : 1個48円(税込) ※お一人様30個まで
※焼印、包装紙以外は通常の「いづつや饅頭」と同じです。包装紙には北九州市身体障害者福祉協会アート   
センターに所属するアーティスト、水上壽美さんによる北九州の観光スポットや名産品などが凝縮して描かれた
作品『わっしょい!てんこもり』を採用しています。
※期間中は井筒屋の一部フロアのお手洗いにバブルガードを設置


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000067163.html