石けんについて

シャボン玉石けんの「浴用石けん」「ボディソープ」「洗顔石けん」「せっけんシャンプー」どれでも手洗いに使っていただけます。
2020年6月26日(金)、新型コロナウイルス感染症対策における消毒方法として「純石けん分」が有効であることを経済産業省とNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が発表しました。 *家庭用洗剤(住宅・家具用洗剤、台所用洗剤等)を使用した物品に対する消毒・除菌方法として有効性が認められたものです。 【有効と判断された純石けん分と濃度】 ・純石けん分(脂肪酸カリウム):0.24%以上 ・純石けん分(脂肪酸ナトリウム):0.22%以上 シャボン玉石けん製品を使用した消毒方法はこちら https://www.shabon.com/lp/infection/?id=lp_infection_corona NITE報道発表資料はこちら https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html 経済産業省発表資料はこちら https://www…
石けんやハンドソープを使った手洗いを丁寧に(10秒以上もみ洗い後、流水で15秒すすぐ)行うことで、手に付着した菌やウイルスを一万分の一まで洗い流すことができます。また、当社の研究により石けん成分のオレイン酸カリウムが新型コロナウイルスや インフルエンザウイルスを不活性化させることが分かっております。詳しくは下記をご覧ください。 広島大と共同で新型コロナウイルスに対する石けんの抗ウイルス効果の研究結果を発表 https://www.shabon.com/shop/news/20201002 オレイン酸カリウムの抗ウイルス効果に関する論文が世界有数の総合科学雑誌に掲載! https://www.shabon.com/shop/news/20181031
固形石けんや粉石けんを溶かしても液体石けんにはなりません。 そもそも固形・粉石けんと液体石けんは製造方法も原料も異なります。 固形・粉石けんは、油脂と水酸化ナトリウムを反応させてつくったナトリウム石けんで、液体石けんは水酸化カリウムと反応させたカリ石けんです。 カリ石けんは、ナトリウム石けんより水に溶けやすい性質がありますので、液体石けんに適しています。
硬度とは、水分中のカルシウムやマグネシウムなどの金属分を含有する程度のことです。 石けんカスや黒カビで困ったり、ポットの内側についた白い汚れが気になる場合、使用している水の硬度が高いことがあります。 硬度マップを見ると、全国各地、水の硬度分はそれぞれです。 東北地方で硬度が低くなっているのは、積雪量が多いためです。雪は地中の硬度分を含むことなく雪解け水となり、生活用水に使われています。 逆に、沖縄で硬度が高いのは、カルシウム分を含むサンゴ礁が影響していると考えられます。 ちなみに、雨は軟水ですが、地中の鉱物を溶かす酸性雨は硬水の要因といえるでしょう。
排水として流れた石けんは、水と二酸化炭素に短期間のうちに分解され、カルシウムやマグネシウムなど水の中に含まれているミネラル分と結びついた石けんカスは、海や川にいる微生物のエサになり、生態系のサイクルを守るため環境を汚すことはありません。 ところが石油を原料としてできている合成洗剤は、分解性が悪く、一ヶ月近く分解されません。それどころか水を浄化する働きをもつバクテリアやイトミミズなどの微生物を弱らせたり殺したりします。その結果、本来自然が持っている水の浄化作用が弱まり、海や川の汚染は進んでしまうのです。 熊本県の宮原町、香川県の大野原町など町ぐるみで環境を意識して石けんを利用している地域もあります。福岡県の学校給食の現場では、十年以上も前からシャボン玉石けんを使用しています。
アレルギーやアトピー性皮膚炎の人が年々増加しています。 原因についてはいろいろな説がありますが、シャボン玉石けんで肌着や体を洗って、多くの人が良くなっているのは事実です。 無添加の粉・固形石けんは皮膚を刺激しないため、薬用石けんではなく無添加のシャボン玉石けんを患者さんに勧めている皮膚科もあります。 ※実際にシャボン玉石けんを使用してアレルギーやアトピー性皮膚炎などが良くなっていても、薬品ではないため、そのような表示をすることはできません。
容器側面、もしくは裏面に掲載されている「家庭用品品質表示法」の「品名」と「成分」を確認してみて下さい。 石けんも合成洗剤も「界面活性剤」の1種ですが、「石けん」に分類されるのは「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」です。動植物性油脂に苛性ソーダ(液体は苛性カリ)を反応させたもののみです。それ以外の界面活性剤(合成界面活性剤)を主成分とするものは、全て合成洗剤です。市販のシャンプーやリンスの多くは、合成洗剤に分類されるのですが、これは化粧品に属するため「合成洗剤」の表示はありません。 ※体や顔を洗うものは「薬事法/厚生労働省管轄」、その他の洗浄剤は「家庭用品品質表示法/経済産業省管轄」によって、成分表示や広告の規制がなされています。
石けんを作る方法として、「ケン化法」「中和法」の2つの方法があります。そのうち、シャボン玉石けんでは「ケン化法」にこだわって石けんを製造しています。 「ケン化法」とは、油脂に苛性ソーダ(液体は苛性カリ)を反応させる方法で、熟練の技が要求される手間のかかる製法です。その為、ケン化法で作った石けんには、油脂に含まれていたグリセリン(古くから保湿剤として用いられていました)が数%残っているので、洗い上がりがしっとりして、ツッパリ感が少ないのが特徴です。 「中和法」とは、脂肪酸と苛性ソーダ(液体は苛性カリ)を反応させる方法で、短時間で石けんを作ることができ、大量生産向きと言えます。しかし、中和法で作られた石けんは、油脂の代わりに脂肪酸を用いるので、グリセリンが含まれていません。 シャボン玉石けんではケン化法で何度も熟成させ、1週間かけて丁寧に炊きこんでいますので、天然の保湿成分を含んだやさしい石…
汚れの多くは油性や酸性です。水と油は反発しますが、これを結びつけるのが石けんの役目です。衣類に水を浸透させて汚れを浮かし、泡で包み込んで水で洗い流すことで汚れを落とします。「泡立ち」こそが、汚れを落とす1つの目安となっています。 石けんは、分子内に水に溶けやすい部分(親水基)と油に溶けやすい部分(親油基)を併せ持ち、水と油などを混ざりやすくする作用があります。 また石けんは、水中で親水基の部分を外側、親油基の部分を内側にして、球状に集まった「ミセル」という集合体を作ります。 その内部は、油を溶かしやすい性質を持っているため、水と油を混ぜると、油がミセルの中に取り込まれ、小さな球体として水中に分散します。このミセルができて、はじめて汚れを落とす力が出てくるのです。