用途別(シャンプー・リンス)

パーマやカラーリング後すぐに石けんでシャンプーするとパーマやカラーが落ちやすくなりますので、薬剤が髪の毛に浸透して安定するまで、数日はお湯のみでの洗髪をおすすめします。
施術経過後も石けんでの洗髪により、パーマやカラーが落ちることは少なからずありますが、これは石けんシャンプーだからというわけではなく、洗髪自体による影響です。
※合成界面活性剤を使用したシャンプーも同様です。
いいえ。健康な髪は自然に生え変わり、サイクルによって1日につき約60本から80本抜けるといわれています。必要以上に力を入れてひっぱったり、こすったりしなければ、毎日シャンプーすることによって髪が抜けやすくなることはありません。
シャンプーの時に抜けた髪は、生え変わるために抜けた髪だと考えていいでしょう。
また、頭皮を不潔にしておくと、毛穴につまった皮脂に細菌などが繁殖し、それによる刺激が原因となって髪が抜けやすくなることがあります。適度な洗髪で頭皮・頭髪を常にきれいに保ちましょう。
クエン酸は、デンプン質、糖蜜などからつくられる有機酸で、柑橘類の果実の中に多量に含まれています。
パウダーリンスはクエン酸(酸性)なので、使用方法どおりに溶かしても頭皮やお肌に切り傷やすり傷がある場合は、多少しみる場合があります。
どうしてもしみる場合はぬるま湯に溶かすリンスの量を少々減らしてみてはいかがでしょうか。
それでもしみる場合は、一旦ご使用を控えた方がよろしいかと思います。
■パウダーせっけんシャンプー
中空粒状なので泡立ちやすく、さっぱり洗い上がります。パウダータイプは軽いので持ち運びにも便利です。
■無添加せっけんシャンプー泡タイプ
泡タイプなので使い勝手が良く、石けんシャンプー初心者にオススメです。
■メンズシャボンソープシャンプー
泡タイプで使いやすく、気になるフケ・かゆみ・べたつきをケアし、頭皮をすこやかに保ちます。さっぱり仕上がりタイプ。
■EMせっけんシャンプー
豊かな泡立ちで髪や地肌にやさしく、すっきり洗い上げます。EM(有用微生物群)を使用しているので、より環境にやさしいです。
お好みに合わせてお選びください。
1.ブラッシング
フケやホコリ等の汚れを取り、シャンプーの泡立ちを良くします。
2.予洗い
頭皮全体に届くようにお湯で流します。
シャンプーのなじみが良くなります。
3.シャンプー
髪の量に合わせてシャンプーを適量とり、たっぷり泡立てます。
髪の毛の流れを整えるように髪の毛全体を洗います。
※髪の長さ・量によって使用量を調整します。
4.すすぎ
シャンプーを洗い流す前に、手ぐしでゆっくり根本から髪の流れを整えるときしみや絡まりの軽減になります。
すすぎは、髪の間にお湯が入るようにしっかりていねいにすすぎます。
石けんが残っていると、ベタつきの原因になります。
5.リンス
石けんシャンプー専用のリンスを髪全体になじませ、しっかりすすぎます。
※髪の長さ、量によって使用量を調整します。
6.仕上げ
乾いたタオルでこすらず、たたくように乾かします。
ドライヤーなどでしっかり乾かします。
※リンスをする際は、液体の場合も粉の場合も、洗面器にお湯で溶いて頭全体に流してから、きしみや絡みが気になる部分に直接リンスをつけ足すと、髪への負担を減らすことができます。
※髪の毛がしっかり乾いて初めて、キューティクルが完全に閉じ、髪の毛のさらさら感が出ます。
※パサつく場合は、洗髪後の髪が半乾きのうちに「シャボン玉オーガニックオリーブオイル」を毛先に少量のばし髪を乾かします。
※合成シャンプーから石けんシャンプーに切り替えたばかりだと、キシミ感を感じます。これは、長い間合成シャンプーの使用で痛み、キューティクルがはがれた髪に石けんかすが入りこんで摩擦を起こしたためです。きしみの原因である石けんカスは、石けんシャンプー専用リンスを使うことで取り除くことが出来ます。
キューティクルとは、髪の表皮にあたるもので、ウロコ状の形をしています。
キューティクルは髪の毛の油分や水分などの成分を守っています。キューティクルが壊れると、傷みの原因になります。そのため、キューティクルのケアが重要になるのです。
長い間合成シャンプーを使用して傷んだ髪は、キューティクルがはがれて、そこに石けんカスが入りこんで摩擦を起こし、きしみを感じます。きしみの原因である石けんカスは、石けんシャンプー専用のリンスを使うことで取り除くことが出来ます。石けんシャンプーを続けると、きしみを感じにくくなります。